実務者研修のカリキュラムについてより詳しく!

実務者研修で学習するカリキュラムについて知ることで、心構えをしましょう
介護福祉士実務者研修では、国が定めたカリキュラムに従って、450時間以上の学習が必要となっています。では、実際にどのようなカリキュラムが組まれていて、何を学習するのか、知らない人も多いのではないでしょうか。これらを知っておくことで、学習に対する心構えができます。
介護福祉士実務者研修では、国が定めたカリキュラムに従って、450時間以上の学習が必要となっています。では、実際にどのようなカリキュラムが組まれていて、何を学習するのか、知らない人も多いのではないでしょうか。これらを知っておくことで、学習に対する心構えができます。
初任者研修では、75時間を使って学習していた心と体の仕組みについて、実務者研修では150時間以上を使って学習します。
初任者研修では、介護におけるコミニケーション技術について6時間使います。一方、実務者研修ではコミニケーション技術だけで20時間を使うのです。
初任者研修との違いの1つとして挙げられるのが、実務者研修には終了後の試験がないということです。これは、450時間の学習について全てを振り返る試験をすると大変になってしまうと言う理由があると思われます。
実務者研修のカリキュラムの1つ目は人間と社会についてです。人間の尊厳と自立についてや、社会について理解することで、介護が置かれた背景について知っておくことができます。
実務者研修のメインとも言えるのが、介護について学習する時間です。介護過程についての学習や、生活支援技術、コミュニケーションの技術についても学習することで、現場で役立つ介護の知識と技術を手に入れます。
初任者研修から、引き続いて学習するのが心と体の仕組みについてです。しかし、内容がより詳しくなっており、発達と老化について、認知症について、障害についてなどの分野ごとの理解を深めていきます。
最後に学習するのは、医療的ケアです。これは、介護というのは生活のサポートをするだけではなく、医療と隣接している分野だからこそ行うことなのです。医師や看護師との連携が必要なお仕事です。